最終更新日 1997年12月12日

日本塑性加工学会 プロセス・トライボロジ分科会

 第3回公開研究会(第77回研究会)

 「セラミックス材料のトライボ特性と塑性加工工具への適用」

日時:平成9年(1997年)12月11日 (木) 9:30〜17:10

会場:名古屋市公会堂 4階 第7集会室 (名古屋市昭和区鶴舞1−1−3 Tel 052−731−7091)

主催:日本塑性加工学会プロセス・トライボロジ分科会

趣旨: セラミックスやサーメットは高い硬さを持ち,耐熱性に優れた材料で,トライボ特性にも優れている.一方鋼に比べて靭性に劣るためか,塑性加工用の工具にはあまり適用されてこなかった.しかし最近材料開発や利用方法の工夫によって大きな効果を上げている例もみられる.そこでセラミックスの最近の開発動向や基礎的なトライボ特性ご紹介いただくとともに実際の適用における工夫点や問題点を討議して,セラミックスの一層の活用の可能性を探る.


プログラム

(1)セラミックスのトライボ特性の基礎: 東北大学 加藤 康司 君
(2)セラミックスの高温摩耗特性: (株)豊田中央研究所 志村 好男 君
(3)切削工具セラミックスの摩耗特性: 京セラ(株) 林 桂 君
(4)セラミックスの仕上げ加工技術: 金沢大学 上田 隆司 君
(5)各種セラミックスの基礎特性とその開発動向: 日本特殊陶業(株) 浦島 和宏 君
(6)セラミックス工具のトライボ特性: 徳島大学 佐藤 悌介 君
(7)切削工具セラミックスの摩耗特性: 金沢工業大学 新谷 一博 君
(8)ジルコニアの特徴と加工工具への応用: 東レ(株) 正木 孝樹 君
(9)サイアロンの熱間押出し工具への応用: (株)豊田中央研究所 正木 英之 君
(10)ホウ化物系サーメットの温間鍛造金型への適用: 旭硝子(株) 浜島 和雄 君
(11)セラミックス工具の潤滑剤との適合性: 岐阜大学 堂田 邦明 君
(12)総合討論: (司会) (株)豊田中央研究所 土屋 能成 君

プロセス・トライボロジ分科会 トップページへ

最近の活動へ