時 間 | 講 師 | 表題: 内 容 |
9:40〜10:30 | 日本大学 生産工学部 木原諄二君 | 地球環境と潤滑:地球環境が我々人類の課題となってきた。人間の活動に必要なエネルギーを得るために殆ど必然的に二酸化炭素を排出し地球の温暖化をもたらす環境問題は深刻である。潤滑は生産活動に必要な動力を節約し、生産手段の寿命を延ばす重要な技術である。 |
10:30〜11:10 | 兜s二越 機械工具事業部 関口 徹君 | ドライ切削加工はどこまで進んだか:切削加工におけるドライ加工は、環境対応と経済性向上の効果から急激に普及をしている.実用化の現状とドライ加工を実現するための切削工具について、工具形状及びコーティング技術の動向を解説する. |
11:10〜11:50 | 日本工業大学工学部 神 雅彦君 | 超音波援用によるドライ・セミドライ加工:深絞り加工、しごき加工あるいは引抜き加工などの各種塑性加工法において、超音波が摩擦特性に与える影響、具体的な超音波の利用法、および利用効果に関して、ドライ加工実現の観点から解説する. |
11:50〜12:50 | (昼 食 ・ 休 憩) | |
12:50〜13:30 | 大阪大学大学院 基礎工学研究科 小坂田宏造君 松本 良君 | マグネシウム合金のドライ・セミドライ加工:マグネシウム合金の塑性加工において,無潤滑,微量潤滑での摩擦特性からコーテッド工具,酸化物の効果,潤滑方法について紹介する.またドライ・セミドライ加工の可能性について述べる. |
13:30〜14:10 | 日本工業大学工学部 村川正夫君 | DLCコーティング工具によるドライプレス加工:DLC(ダイヤモンドライクカーボン)をコーティングした切断、せん断や深絞り工具を用いて無潤滑プレス加工を試みた結果について紹介する. |
14:10〜14:50 | 都立産業技術研究所 技術開発部 片岡征二君 | セラミックス工具によるドライプレス加工:各種被加工材および各種セラミックス工具を用いて無潤滑絞り加工を試みた結果から、セラミックス工具によるドライ加工の可能性について示す. |
14:50〜15:00 | (休 憩) | |
15:00〜15:40 | 東京大学 国際産学交流センタ 相澤龍彦君 | イオン注入した工具によるドライ加工:ハロゲン核種をイオン注入した工具による自己潤滑作用を利用したドライ加工/ドライ切削に関して、その基礎から応用までを述べる. |
15:40〜16:20 | 東芝ジーイー・タービンサービス(株) 高石和年君 | 電磁鋼板のドライ打抜き加工:各種表面改質した打抜き工具を用いて無潤滑で方向性電磁鋼板をプレス加工している事例を紹介し、ドライ打抜き加工における表面改質や金型材質の金型寿命延長に対する効果を紹介する. |
16:20〜17:20 | 司会 理化学研究所 池 浩君 | 総 合 討 論 |