プロセス・トライボロジー分科会第13回公開研究会(第98回研究会)
シミュレーション統合システム分科会第36回セミナー
「数値シミュレーションにおける摩擦の取扱い」
主催:(社)日本塑性加工学会
実行:プロセス・トライボロジー分科会,
シミュレーション統合システム分科会
日時:2003年2月14日(金)
見学会11:00〜12:00
研究会13:00〜17:00
懇親会17:15〜19:00
会場:財団法人ファインセラミックスセンター
〒456-8587 名古屋市熱田区六野2-4-1
(地図は上記のホームページ
http://www.jfcc.or.jp/22_about/index.html#m5
から入手できます.)
TEL:052-871-3500 FAX:052-871-3505
名古屋鉄道名古屋本線、神宮前駅下車、徒歩10分
趣旨:近年の数値シミュレーションの発展は目を見張るものがある.しかし,シミュレーション手法の発展と比例して摩擦の境界条件の重要性が高まってくるという状況も生まれている.本来ミクロな接触モデルに依拠した摩擦現象をマクロな摩擦の境界条件というものに置き換えて取り扱うという便宜的な手法にも問題が内在しているわけであるが,実際にはクーロン則やせん断摩擦則よりも実際に合う摩擦の取扱が求められているという現状にある.また,シミュレーションでは摩擦特性が必要となるため,その測定も重要である.本研究会ではトライボロジー的基礎と数値シミュレーションという応用の結合と交流を求め,広く表題に関わる議論を期待する.
見学会(11:00〜12:00)
ファインセラミックス研究全般の紹介,機械的特性などの評価装置,ナノコーティング,焼結のシミュレーション,セラミックス系燃料電池
プログラム:
司会 小森 和武君(大同工大)
主催者あいさつ シミュレーション統合システム分科会主査 森 謙一郎君(豊橋技科大)13:00〜13:05
「塑性加工FEMシミュレーションにおける摩擦の取り扱い」
橋本 浩二君(新日鐵)13:05〜13:50
「静的陽解法プログラムにおける摩擦を考慮した接触問題と板成形シミュレーションへの適用」
嘉味田 清君(日本IBM)・牧野内 昭武君(理研)13:50〜14:20
「界面のミクロ接触挙動の直接観察による摩擦係数の面圧依存性の検討」
小豆島 明君(横浜国大)14:20〜14:50
・・・・・・・・休憩 14:50〜15:00・・・・・・
「鍛造と板成形における潤滑被膜の摩擦特性の測定」
王 志剛君(岐阜大)15:00〜15: 30
「冷間鍛造におけるパンチ端面摩擦のモデリング」
濟木 弘行君(熊本大)15:30〜16:00
総合討論 司会 池 浩君(プロセス・トライボロジー分科会主査,理研)16:00〜17:00
懇親会:17:15〜19:00(会費1000円)