日時 | : | 平成15年1月30日(木) | ||
会場 | : | キャンパスプラザ京都 第一講義室 〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ル 電話(075)353-9111 |
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主催 | : | 日本塑性加工学会 (実行:関西支部) | ||
交通 | : | JR・近鉄「京都駅」下車すぐ(京都中央郵便局西側) | ||
協賛 | : | 軽金属学会,精密工学会,日本機械学会,日本金属学会,日本材料学会,日本トライボロジー学会,型技術協会,ステンレス協会,日本伸銅協会,日本鉄鋼協会,粉体粉末冶金協会,大阪金属プレス工業会,日本金属プレス工業会 | ||
趣旨 | : | 塑性加工技術が成熟段階を迎えたと言える現在,塑性加工による新たな付加価値の創造が求められており,精密塑性加工がその一つの手段として着目されている.また,IT技術の進歩に伴う小型精密部品の大量生産への要求に応え得るのも精密塑性加工である.塑性加工の精密化は,もの作りにおける塑性加工の役割をより大きくするものである.本シンポジウムでは,塑性加工製品のさらなる精度向上を目指す取り組みを,加工機械,金型製作,金型の弾性変形の諸方面から取り上げ紹介する. | ||
プログラム | : | 開会の辞( 9:40〜 9:45) 午前の部( 9:45〜12:00)司会 午後の部(13:00〜16:10)司会 |
日本塑性加工学会関西支部長 阪大学大学院 工学研究科 京都大学大学院 エネルギー科学研究科 |
島 進 君 左海 哲夫 君 宅田 裕彦 君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
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9:45〜10:30 | 超精密な厚み加工を可能とするデジタルプレス:従来のメカニカル駆動のプレスでは出来なかったスライド下死点の制御により,製品の厚み精度を10μm以 下にすることを可能にしたサーボ駆動プレスの構造と特性について紹介する. | コマツ産機(株) 鍛圧KBU 安藤 弘行 君 木下 洋 君 |
10:30〜11:15 | 光学部品のナノメートル精度加工−非球面・自由曲面・微細格子・サブ波長格子等−:最近光学設計のレベル向上に伴い,光学系は通信・光ディスク・デジタルカメラ・プリンタ等へ広く応用され,大きな進化を遂げている.また,光学性能への要求は厳しく,10ナノメートル以下の形状精度が必要とされている.様々な光学系における事例を紹介する. | ナルックス(株) 代表取締役社長 北川清一郎 君 |
11:15〜12:00 | セラミックグリーン・シートの超精密ミクロン穴の高速打ち抜き加工:セラミック配線基盤の最大の特徴である高密度配線を活用することにより,より小 型化,高性能化,低価格化を両立させることが可能となる.これら実現のためには,viaホールのマイクロ化,viaホール間の微細化が求められる.そして,それ らを具現化するシステムには高速,高精度,低価格が要求される.金型,マシン構成等,その事例をいくつか紹介する. | UHT(株) 生産本部 松本 芙未晃 君 |
12:00〜13:00 | 昼 食・休 憩 | |
13:00〜13:45 | 金属光造形による金型のラピッドプロダクション:金属光造形と高速ミーリ ング加工を組合せた,世界初の金属光造形複合加工技術を開発した.本技術の特 長と金型加工への適用事例を紹介する. | 松下電工(株) 全社技術・製造副担当 中村 良光 君 |
13:45〜14:30 | LIGAプロセス(X線および紫外線リソグラフィー)によるマイクロ金型 の創製:アスペクト比の高いマイクロ立体構造物を可能にしたX線および最近の紫外線リソグラフィー技術は,金型化への展開により,マイクロ部品の量産化を支える技術として大きな期待が持たれている.その応用例を示すとともに,今後の課題と将来性を展望する. | (株)オプトニクス精密 代表取締役 絹田 精鎮 君 |
14:30〜14:40 | 休 憩 | |
14:40〜15:25 | 冷間鍛造金型における特殊補強リングの適用:金型供給メーカの立場より, 金型寿命ならびに鍛造品精度に関する問題に対して,特殊補強リングの特性およ び適用効果について解説する. | (株)ヤマナカゴーキン 技術部 松田 徹 君 |
15:25〜16:10 | 金型の弾性変形を活用したクラウニング付ヘリカルギヤの冷間鍛造技術開発:金型の弾性変形を利用するまでの経緯とクラウニング付ヘリカルギヤの冷間鍛造工法,ならびに精度コントロール手法等について解説する. | (株)クリアテック 代表取締役 石田 均 君 |
16:10〜16:50 | 総合討論 司会 摂南大学 工学部 久保 勝司君 |
定員 | : | 100名(定員になり次第締切) |
参加費 | : | 会員8,000円,学生4,000円,一般12,000円(協賛学協会員は会員扱い,テキスト代を含む) <テキストのみをご希望の方は,申込書にその旨を明記して下さい.> シンポジウム終了後残部があれば,会員5,000円,一般8,000円にてお分け致します. |
申込方法 | : | 学会ホームページよりお申し込み下さい. もしくは,「第218回塑性加工シンポジウム申込」と題記し,(1)氏名,(2)会員資格(正,賛助,学生,協賛学協会名),(3)勤務先,(4)所属部課名,(5)通信先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号),(6)送金方法,を明記の上,郵便またはFAXにて下記にお申込み下さい. 受付完了後,開催の10日前までに参加券等を送付致します. |
申込先 | : | 日本塑性加工学会 〒105-0012東京都港区芝大門1-3-11Y・S・Kビル4階 電話03-3435-8301 FAX03-5733-3730 |
振込先 | : | 銀行振込(みずほ銀行六本木飯倉支店普通預金口座1382128),郵便振替(00110-9-14492) 口座名義(社団法人日本塑性加工学会) |