関西支部 第18回技術研修会

「塑性加工プロセスにおける熱処理技術の応用」

日時 平成17年10月14日(金)10:00〜16:30
会場 株式会社コベルコ科研 エンジニアリングメカニクス事業部(ホームページ
 〒660-0083 尼崎市道意町6-32
 TEL(06)6416-3451 FAX(06)6418-2135
交通 阪神電鉄「尼崎センタープール前」駅下車,南へ約1km,徒歩13分
協賛 日本金型工業会,日本機械学会,日本金属学会,日本材料学会関西支部,日本鍛造協会,日本鉄鋼協会,日本熱処理技術協会,型技術協会,軽金属学会,精密工学会,西部金属熱処理工業協同組合,表面技術協会,全国工作油剤工業組合
趣旨 塑性加工プロセスでは製品に至るまでに熱処理工程を経る場合が多い.また加工に使用する工具,金型の精度,寿命向上には熱処理技術は不可欠である.今回の技術研修会では熱処理の基礎理論,および工具,機械部品,自動車各メーカーにおける熱処理上の問題点,熱処理時の工夫による具体的な解決事例,さらに熱処理装置の最新の動向について紹介し,熱処理技術についての理解を深める.あわせて種々の強度試験機を見学し,熱処理の効果確認方法についての知見も広める.
プログラム 詳細は,こちら→PDFファイル
挨拶,概要説明(10:00〜10:05)       日本塑性加工学会関西支部
時  間 内     容 講  師
10:05〜11:10 『わかりやすい鋼の熱処理理論』
鋼は熱処理によって様々な性質を発現するが,それは熱処理によって金属組織が変わることに起因している.本講では組織が変わるメカニズムを理解するためのポイントをわかりやすく解説する.
大阪府立産業技術総合研究所
石神 逸男 君
11:10〜11:50 『各種工具鋼における熱処理の現状』
工具鋼は熱処理方法によりその特性や形状、寸法精度などに大きな影響を受ける.工具鋼メーカーとして取り組んだ事例とその解決策を紹介する.
日立金属(株)
   関西支店TSソリューショングループ
室重 昌史 君
11:50〜13:00 昼  食 ・ 休  憩
13:00〜13:40 『鍛造加工熱処理とその実用化』
熱間加工時の保有熱を利用した鍛造加工熱処理が省エネ加工法として注目されている.この特長とこの加工法を用いて実用化した商品を紹介する.
(株)ゴーシュー
西郡 榮 君
13:40〜14:20 『表面改質技術の活用性について』
軽自動車のものづくりの観点から,環境に重点をおいた表面改質技術の活用性に関する考え方と具体的な事例を紹介する.
ダイハツ工業(株)
生技開発部
垪和 成佳 君
14:20〜15:00 『最近の工具、金型用熱処理炉の動向』
加圧ガス冷却型真空炉を中心に,最近の工具、金型用の熱処理炉の動向について述べる.
中外炉工業(株)
熱処理事業部
下里 吉計 君
15:00〜15:10 休  憩
15:10〜16:20 (株)コベルコ科研 エンジニアリングメカニクス事業部見学
内容:疲労試験,クリープ試験,大型構造物試験,衝撃試験などの強度評価用試験設備
16:20〜16:30 質疑応答
定員 80名(定員になり次第締め切り.ただし,同業者(試験分析関係)はお断りする場合があります.)
参加費 会員7,000円(協賛学協会員は会員扱い) 非会員10,000円
昼食費 昼食会場が近辺にありません.弁当を準備しますので,ご希望の方はお申込ください.(1,000円)
申込方法 「関西支部第18回技術研修会申込」と題記し,(1)氏名,(2)会員資格(正・賛助・協賛学協会名),(3)勤務先(名称・部課名),(4)通信先(郵便番号・住所・電話番号・FAX番号・E-mail),(5)送金方法(銀行振込・当日払い)を明記の上,FAXまたはE-mailにて下記にお申し込み下さい.なお,会場周辺には飲食店がありませんので,お弁当(別途1,000円)を申し込まれる方はその旨合わせてご記入ください.◎銀行振込ご利用の場合,参加証・請求書を受領後,開催3日前までに下記へご送金下さい.
申込先 日本塑性加工学会 関西支部 事務局
 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学エネルギー科学研究科 宅田研究室内
 TEL/FAX (075)753-3330 E-mail kansai@mbox.kudpc.kyoto-u.ac.jp
振込先 三井住友銀行大和郡山支店, 普通預金口座:0751805, 名義「日本塑性加工学会関西支部 小畠耕二」
申込締切 平成17年9月30日(金)